賃貸オフィスコラム
新宿が再開発で大きく変わる 今の景色と10年後
1.はじめに
新宿駅周辺では、西口において地上48階の大型施設開発に向けて小田急百貨店新宿店本館が’22年10月に営業終了したほか、京王百貨店周辺の再開発計画も発表されています。歌舞伎町では4月に「東急歌舞伎町タワー」が開業します。また東京都と新宿区は「新宿グランドターミナル」構想を公表し、駅周辺のまちづくりを推進しています。このように大きく変わる新宿の、今の風景を見ながら、10年後、20年後にはどんな景色になっているのかを見ていきましょう。
2.新宿西口開発。小田急百貨店の場所に48階・260mの複合施設
新宿駅西口で最も大きな規模となる再開発事業は、小田急百貨店 新宿本館(以下、小田急本館)跡地に建設される地上48階・地下5階、高さ約260mの複合施設です。
高層部にはオフィス機能、中低層部には商業機能を備え、またオフィス機能と商業機能の中間フロアには、来街者と企業等の交流を促すビジネス創発機能を導入する計画です。低層部にはビジネス創発の情報や新宿をはじめとした小田急沿線、東京メトロ沿線等の情報を発信する機能を設けるとしています。
3.新宿西口~南口・京王百貨店周辺再開発。新宿グランドターミナル
新宿グランドターミナルで掲げられている「駅とまちの連携を強化する重層的な歩行者ネットワークの形成」等に基づき、歩行者中心のネットワークを構築するとしています。
現在の京王百貨店のヨドバシカメラ新宿西口本店側に南北デッキを整備し、さらにヨドバシカメラ方面へ向けた都道横断デッキを整備。また、南北デッキと連携し、甲州街道を横断する国道デッキを整備するとともに、南街区建物内を貫通して新宿サザンテラス、バスタ新宿方面に往来できる歩行者ネットワークを整備する計画です。そのほか、乗換動線の整備や西南口地下駅広場の拡張整備、バリアフリールートの確保なども進められます。
4.「東急歌舞伎町タワー」国内最大級ナイトエンタメ施設
映画館・劇場・ライブホールなどのエンターテインメント施設およびホテルからなる複合施設で、地上48階・地下5階、高さ約225m、敷地面積4,603.74m2、建築面積約3,600m2、延床面積約87,400m2の規模です。
1階から5階では、飲食店などを展開。2階にエンターテインメントフードホール「新宿カブキhall~歌舞伎横丁」、3階にアミューズメントコンプレックス「namco TOKYO」、4階にダンジョン攻略体験施設「THE TOKYO MATRIX」、5階にウェルネスエンターテインメント施設「EXSTION(エクジション)」が出店します。
5.まとめ
今回のオフィスコラムでは、新宿駅の再開発について紹介致しました。今回のコラムで紹介したスポット以外にも魅力的な場所がまだまだたくさんありますので、是非、新宿へ足を運んで探してみてください。その他オフィス選びの際の注意すべき点については、賃貸オフィスコラムにて掲載しておりますので、下記リンクから是非ご覧ください。オフィスビルにも様々な体系があります。TFC賃貸事務所.comを運営する株式会社TFCでは、お客様の状況に応じて、最適なプランをご案内しております。
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