賃貸オフィスコラム
オフィス緑化の効果とは? 導入ポイントや費用相場も併せて解説!
社内環境の改善のための「オフィス緑化」は、近年需要が高まってきており、様々な企業で採用の事例が増えています。
今回のコラムでは、オフィス緑化の効果とメリット、導入する際のポイント、費用相場を解説し、オフィス緑化の全体像を皆さんにつかんでいただきたいと思います。
このコラムを通して、皆さんのオフィスにおける緑化の最適解をご提示できれば幸いです。
1.「オフィス緑化」の効果とメリット
①ストレス軽減
観葉植物によって得られるメリットの一つ目はストレス軽減です。
人間の脳波はアルファ波(集中・リラックス)、ベータ波(緊張・心配事)、シータ波(ぼんやり)、デルタ波(無意識)の4つにわけられ、観葉植物を見ていると無意識にアルファ波状態になります。アルファ波状態になるとβ-エンドルフィンというストレスを減らすホルモンが脳内に分泌され、血圧の低下と筋肉の緊張のほぐれにつながります。
また色彩心理学においても緑色は気持ちを安定させ、心や体の緊張をゆるめる効果があると言えます。
②目の疲労の軽減
(ウェザーニュースより引用)
植物の色である緑は人間にとってもっとも目に優しい色と呼ばれています。
人間は光でものを見ています。光の性質の一つに波長があります。その波長の中で人間が見ることができるのは380mmから780mmまでの範囲です。
そして上図からわかるように緑色は波長の真ん中辺りに位置しています。これが緑色が目にいいとされている特徴です。波長の長さが中間にあることで、波長の長いものや短いものに比べて、目の負担をかけずに見ることができるのです。
また、植物が放出する水蒸気はドライアイを軽減することができます。眼精疲労は体全体の不調として現れるケースもあるため、目の疲れを緩和することはとても重要です。特にパソコン業務をしがちなオフィスにおいては、オフィス緑化の必要性は高まるでしょう。
2.「オフィス緑化」におけるポイント
業務の妨げにならないレイアウト
植物を置くスペースを確保し、具体的な配置レイアウトを決める必要があります。やみくもに植物を設置すると業務の妨げになり、逆に効率が落ちてしまう場合があります。
業務を妨げないレイアウトとして
・棚やデスク上に置く
・壁に設置する
・床に敷く
・天井に吊るす
と言った例があります。特にスペースの狭いオフィスでは天井から吊るしたり、壁に設置するのがいいかもしれません。また、天井に吊るす場合は本物の植物だと水漏れの心配が出てきて、レイアウト的にも衛生上的にもよろしくないので、土も水も必要がないフェイクグリーンがおすすめです。
(グリーンモードの記事より引用)
3.「オフィス緑化」にかかる費用
①導入費用
オフィス緑化を導入するにあたって、設置する面積と植物の数や種類を考慮する必要があります。毎月レンタルする場合、サイズが小さいものであれば、月額1000円前後でレンタル可能な業者もあります。また、第2章でも紹介したフェイクグリーンだとメンテナンスの必要がないので、より安く済むケースもあります。
②イニシャルコストとランニングコスト
イニシャルコストとは植木やプランターなどの導入時にかかるコストのことを指します。また、ランニングコストとは水や肥料といった植物の健康に必要なコストを指します。オフィス緑化にはこの2つのコストの合計費用について考慮していく必要があります。
③専門業者
その他オフィス緑化について不明な点、不安な点があるときには専門業者に相談することも選択肢の一つです。
専門業者であれば、グリーンコーディネーターや園芸装飾技能士1級といった専門スキルを持ったプロが在籍している可能性があります。数々の企業のオフィス緑化をサポートしてきた実績もあるので、とても頼りになります。
4.「オフィス緑化」におすすめの植物
メンテナンスを専門業者にしない場合、
・葉っぱが落ちにくい
・水やりの回数が少ない
・成長が遅く大きくなりにくい
・少ない日光でも問題ない
といった特徴を持つ、社内で管理しやすい植物を導入することをオススメします。
具体例としてアオイ科のパキラは乾燥や寒さにも強いとても丈夫な植物で観葉植物として人気です。また風水の世界ではパキラは仕事・商売繁盛の効果があるとされており、とても縁起のいい植物で、マネーツリーと言う別名までもあります。
その他オフィス選びの際の注意すべき点については、賃貸オフィスコラムにて掲載しておりますので、下のリンクから是非ご覧ください。
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