賃貸オフィスコラム
この時期になると気になる、オフィスビル関連の「年末年始休業」
年末年始になると、どの企業でも休業となっているところが多くありますが、その形態は業種によって多種多様です。中にはサービス業などで年末年始も営業しなくてはならない業種も存在するでしょう。お休みになる企業も、そうでない企業も、年末年始のオフィスビルの使い方にはどういった点に注意すればよいのでしょうか?
今回は、年末年始におけるオフィスビル関連の注意事項をまとめました。
オフィスビルの開館時間・休館日に注意

以前、オフィスの利用可能時間に関するコラムでもご紹介した通り、年末年始はオフィスビル自体が休館になることが多いです。(詳しくはこちら)
ビルのオーナーによっては、警備員を休日出勤させたり、機械警備を設置するなどして、休館日でも24時間出入り可能なものも存在します。ただ、古いビルや小さいビルなどで機械警備が設置されていなかったり、警備コストをカットしたりしている場合は、終日休館となり、出入りが一切できなくなります。
年末年始でも仕事をしなくてはならない業種の場合は、休館日でも出勤できるような、警備システムが確立されていて、オフィスビル内に立ち入れるような建物を選ぶか、事前にビル管理会社やオーナーと打合せを行う方が良いでしょう。
ビル管理会社やオーナーによっては、入居しているテナントの休業日などを総計した上で、総合的に勘案して休館日を設定する場合もあります。その場合、年によって年末年始の休館日にバラつきが生じる事もあるので、注意が必要です。
また、終日休館とまではならなくても、閉館時間が通常より早まるなど、独自の対応を行うオフィスビルもあるので、ビル管理会社やオーナーからの通知に気を付けましょう。
レンタルオフィス・サービスオフィスはどうか?

自社のオフィスビルが終日休館となっても仕事をしなければいけない場合、サテライトオフィスとしてレンタルオフィスやサービスオフィスを利用するという手もあります。
大多数のレンタルオフィスでも、年末年始の1週間や、年始の三が日は休業とするところが多い印象でしたが、こちらもやはり、入居しているビルの状況や規約によってその詳細が異なってきています。
レンタルオフィスの入居しているビルが完全に閉館となってしまえば、当然出入りはできません。一方、レンタルオフィスの入居するビルによっては、休業日でも利用可能なところも見受けられました。ただ、その場合受付などがつかない個人・少人数用レンタルオフィスやコワーキングスペースが利用可能となっているようで、会議室やサービスオフィス(受付や郵便物受取付き)は使えないようです。
清掃業者はどうか?

休業期間中にビルの清掃をお願いして、年明けの仕事始めからスッキリしたオフィスの中で仕事をしたいと思う方もいらっしゃるでしょう。そうなると気になるのが、果たして年末年始に清掃業者は営業するのかどうか、という点です。
ほとんどのビル清掃会社は、年末年始の1週間程度を休業日にしており、この期間ではオフィスビルの清掃を行いません。
年末年始も営業するホテルでは、ベッドメイクや清掃を行うヘルプスタッフとしてアルバイトを募集しているところもありましたが、それ以外ではマンション・オフィスビル含め休業となるところが多いです。
年末年始の働き方も多種多様、自分に合わせたオフィス選びを
2019~2020年の年末年始の場合、土日を休みとすると、12/28~1/5まで最長9連休となる業種が多くなります。
もちろん一部のサービス業などでは年末年始も営業しなくてはならないところもあり、その際は休館日でも出入り可能なものを選ぶ必要があります。
もし年末年始の営業が想定される場合は、オフィスを選ぶ際にご確認ください。ビル管理会社やオーナーと話し合う事により、柔軟に対応する事ができることもあります。
その他オフィス選びの際の注意すべき点については、賃貸オフィスコラムにて掲載しておりますので、下のリンクから是非ご覧ください。
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