賃貸オフィスコラム
事務所移転 不動産業者の選び方とは？注意点・ポイントを徹底解説！
賃貸を借りるということは一生で何度もない事で、オフィス移転などの際もどのように業者を決めたら良いかわからないという方も多い事と思います。業者によっては、紹介してもらえない物件もあるということをご存知でしたか？
事務所の賃貸では、住居用の賃貸とは勝手が違うことも多くあります。
そこで、不動産業者からみた業者選びの注意点とポイントをお届けします。
不動産業者選びの注意点①選べる物件に業者間の差はほとんどない？
ほとんどの不動産業者は、国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構が運営しているシステムを利用して物件を紹介しています。
つまり、どの仲介業者も同じデータを見て紹介していることとなり、基本的に業者間の差異はありません。
ただし、次に紹介するように仲介手数料無料を謳う業者や、自社の管理物件しか紹介しない業者もあります。
不動産業者選びの注意点②業者によっては紹介してもらえない物件がある？
まず、一番に注意して欲しいポイントが「全ての物件を紹介できない業者がある」ということです。
近年では、仲介手数料無料を謳う不動産業者も出始めていますが、実は、こうした業者では紹介できない物件があるのです。
殆どの不動産業者は、お客様から仲介手数料、オーナー様から広告料を受け取って運営しています。
仲介手数料無料の不動産業者でも当然収益を上げなければならないため、こうした業者が紹介できるのは広告料が付いている物件だけとなります。
弊社のように、お客様から仲介手数料を頂いている業者では、広告料のない物件を紹介しても営業が出来るのです。
広告料のない物件というのは、敢えて料金を払わなくとも入居者が付く物件であるということの裏返しでもあり、こうした物件を紹介してもらえないということは大きなデメリットとなります。
業者によっては、仲介手数料をもらいながら、広告料のない物件を隠し、広告料が付いた物件や自社の管理物件しか紹介しないということもあるので注意が必要です。
不動産業者選びのポイント①地域・事務所に特化している
一部の業者を除いて料金も紹介してもらえる物件もほぼ同じとなると、どのように業者を選べば良いのでしょうか？
まず、希望の地域・用途に特化した不動産業者がお勧めです。
不動産業者の閲覧するデータベースには、ほぼ日本中の空室情報が掲載されており、全ての情報を把握することは到底不可能と言えます。
得意とする地域・用途がある業者の場合は、その地域・用途の物件情報に毎日触れています。広く浅く物件情報に触れている場合と比べ、最適な提案を受けられる可能性が高くなるでしょう。
住居賃貸がメインとなる業者に相談した場合、希望条件に則って検索し、提案することしかできない。言ってしまえば自分で調べるのと殆ど変わらない提案内容となるでしょう。
また、住居の仲介では申込順が早い（一番手）お客様が契約をできますが、金額が大きくなりがちな事務所仲介では、敷金額や契約条件などで申込順がひっくり返る事が多くあります。
つまりこうした物件の仲介に慣れていない業者に頼むと、一番手で申し込んでも二番手・三番手の他社に取られてしまう可能性があります。
不動産業者選びのポイント②移転目的などをきちんとヒアリングしてくれる
特に大手の不動産業者などでは、過酷な営業ノルマから契約を急ぎ、お客様の満足をないがしろにしてしまう事が多くあります。
事務所仲介を得意とする業者では、過去の事例なども踏まえ、不動産全般のコンサルタントとして、次により大きな物件の紹介に繋げられるよう、様々な提案をしてもらうことが期待できます。お客様が成長してリピートしてもらえることは、不動産業者にとっても大きなメリットになるということです。
事務所物件は、住居用物件と比べ条件や賃料交渉が一般的に行われています。つまり、保証金額や契約期間などの交渉も、目的に応じて提案してもらえる事があるのです。
まずは物件を見て学ぶ事が重要
一般的に馴染みの薄い事務所の賃貸だからこそ、実際にビルに出向き目を肥やす事も重要です。
当サイトを運営する株式会社TFCでは、お客様からの手数料を賃料の1ヶ月分頂戴しており、広告料のない物件も含めて全ての物件をご紹介しています。
新宿エリアの事務所・テナントに特化しているので、周辺のエリアの事業用物件への知識には、どの仲介業者よりも自信があります。
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2019年05月08日現在
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