新宿街角コラム
”好きを極める場”の創出、東急歌舞伎町タワー2023年春開業へ
概要
東急および東急レクリエーションは、TOKYU MILANOの跡地を中心とした敷地にて、2023年春に「東急歌舞伎町タワー」を開業させます。
同施設は両社で推進されている、ホテル、劇場、映画館、店舗、駐車場からなる地上48階、地下5階、高さ225mの超高層複合ビルです。
敷地面積は4,603.74m2、建築面積は約3,600m2、延床面積約87,400m2に及びます。
「”好きを極める場”の創出」をコンセプトに掲げた施設で、名称には東急グループが歌舞伎町の街とともに、エンターテインメントを通して新たな観光拠点を創り上げていきたいという意思が込められています。
どんな施設?
【位置】
東急歌舞伎町タワーは、新宿TOKYU MILANOやグリーンプラザ新宿の跡地に建てられます。現在着々と建設作業が進められています。
【外観】
こちらが東急歌舞伎町タワーの完成イメージです。夜にはライトアップもされるようです。
外観デザインは、「2020年ドバイ国際博覧会 日本館」や「LOUIS VITTON 京都大丸店」など数々の作品を手がけてきた永山祐子建築設計が担当します。
【ロゴ】
こちらは同施設のブランドロゴです。
ピアノの鍵盤や音楽機器のイコライザーといったエンターテインメント性や同施設の外観のモチーフである噴水の要素を内装したデザインエレメントと、文化・コンテンツ・人々といった要素で構成される歌舞伎町の多様性を表現するロゴタイプで構成され、同施設が歌舞伎町エリアのさらなる賑わい創出に寄与していきたいという願いが込められています。
【各フロア施設】
断面のイメージはこのようになっています。
『39階~47階 ラグジュアリーホテル』
『20階~38階 ライフスタイルホテル』
高層階のホテルは2つのブランドで展開され、ラグジュアリークラスのホテルと新しいライフスタイルを提案するホテルとなります。運営は東急ホテルズです。
最上階の45~47階にはペントハウスが5室設けられる予定です。
『 9~10階 映画館』
映画館は「新宿ミラノ座」を継承する形で復活します。スクリーン数は8つで、運営は「新宿ミラノ座」と同様、「109シネマズ」を運営する東急レクリエーションです。
『6~8階 劇場』
映画館の下には客席数900の劇場が設けられます。運営は、東急レクリエーション・ソニー・ミュージックエンタテインメント・東急電鉄の3社が出資するTSTエンタテイメントが行います。
『 1~5階 店舗・バス乗降場』
低層階は商業施設が入る予定です。店舗の詳細はまだ明らかにされていません。
『 地下1~4階 ライブホール』
地下には収容人数1500人、3200m2の大型ライブホールが設けられます。運営は劇場と同様、TSTエンタテイメントです。
最後に
都内で活発化する再開発ですが、今回は歌舞伎町の再開発計画についてご紹介しました。
いかがだったでしょうか。
「”好きを極める場”の創出」というコンセプト通り、同施設は歌舞伎町の特性を活かして、人々の”好き”が交わってさらなる多様性を実現できる場になり、新たな観光拠点として多くの人で賑わいを見せることでしょう。
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