新宿街角コラム
学生が集う街、早稲田の周辺情報
概要
早稲田は東京都新宿区北部の、神田川の南側に位置する地区です。
早稲田の名前の由来は、神田川の入り組んだ地形に、水稲の水田が多くあり、水害による凶作に備えて、通常よりも早い時期に植える田が広がっていたことに由来します。
早稲田は、早稲田大学があることで大変有名です。平日は学生でにぎわう早稲田の周辺情報についてご紹介していきます。
アクセス
東京メトロ東西線の駅である早稲田駅は、乗り換え線がありません。
新宿や渋谷など、東京の主要都市に行くには、JR高田馬場駅で乗り換える必要があります。
一方、東西線早稲田駅から徒歩15分ほどの距離にある副都心線西早稲田駅は、渋谷へ10分、池袋へ5分、一本でいけるため、利便性が高いです。
また、東西線早稲田駅から10分ほど歩いたところに、都営荒川線の早稲田駅も存在します。
早稲田大学
東西線の早稲田駅の近くには、早稲田大学の早稲田キャンパスと戸山キャンパス、
副都心線西早稲田駅の近くには、西早稲田キャンパスがあります。
早稲田大学は、1882年に大隈重信により設立された東京専門学校が前身です。
その後1920年に大学令に基づいて「早稲田大学」と称され、慶応義塾大学とともに日本でもっとも古い私立大学となりました。
早稲田キャンパスには、早稲田大学の創立者であり初代総長の、大隈重信像が置かれています。
これまで大変多くの学生を見守ってきたこの像は、早稲田大学創設50周年と、大隈重信没後10回忌を記念して創られました。
爆弾テロにより右足を失ったあとの姿であり、義足を使っているため、右手に杖を持っているのが特徴的です。
その他戸山キャンパスには、カフェや学生会館などが集約されており、こちらも平日は毎日多くの学生で賑わっています。
西早稲田キャンパスには、早稲田大学の理工学部の学生が通っています。早稲田キャンパスへの無料バスも出ており、行き来がしやすいです。
肥後細川庭園
肥後細川庭園は。東西線早稲田駅、有楽町線江戸川橋駅から約10分歩いたところにある、泉回遊式の日本庭園です。
元の名は新江戸川公園で、2017年に現在の名称に変更されました。
この敷地一帯には、江戸時代幕臣が住んでおり、明治に入ると熊本藩主であった細川氏の敷地となりました。その名にちなんで、肥後細川庭園と名づけられました。
住宅地の中にありますが、自然のどかでおだやかな時間を楽しめます。
夏は避暑地にもなって、少し涼むことができます。
本格的な日本庭園であるにもかかわらず、入場料は無料なので、ぜひ一度訪れてみてはいかがですか。
永青文庫
肥後細川庭園の中の階段を上がると、永青文庫がひっそりと建っています。
細川護立によって設立された永青文庫は、細川家伝来の美術品や、歴史資料などが展示されています。
貴重な文化財が数多く展示されているので、有料ですが訪れてみる価値はありそうです。
都営荒川線早稲田駅
都電荒川線早稲田駅は、新目白通り上にあります。東京の駅にしてはこじんまりとしていますが、広い道路の真ん中に堂々と位置するその姿は、どこか歴史や貫禄を感じさせます。
都電荒川線は、都内で唯一残る都電です。東京都が運営する路面電車、都電は自動車や地下鉄の普及によって、多くの路線が廃止されました。
最後の都電となった荒川線は、三ノ輪橋~早稲田間(12.2km・30停留場)を運行しています。終点のため、早稲田駅が道路の真ん中でなんの前触れもなく佇む姿は、大変珍しい光景に思えました。
まとめ
大学だけでなく、小中学校などの教育施設がそろっているエリアなので、ファミリー向けの賃貸も多く、治安も良好です。
賃貸相場は、新宿区の中では平均値です。学生が多い町ですが住宅街も広がっており、新宿区の中では比較的落ち着いて仕事ができます。飲食店やスーパー、コンビニなどの施設も大変充実していて、大変便利な町だといえるでしょう。
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