新宿街角コラム
「自然あふれる閑静な住宅地が広がる 目白駅」
目白駅はJR山手線が乗り入れる駅で、新宿区と豊島区の境に位置します。池袋や高田馬場には歩いて行ける距離です。
駅前には練馬方面やホテル椿山荘行きのバスが停車します。練馬方面のバスは利用客が多く、通勤・通学の時間帯には乗り換えの人々で賑わいます。
駅改札口は1箇所のみであり、東西方向に走る目白通りに直結しています。駅のすぐ東側には学習院大学とその付属校の敷地があります。その他にも日本女子大学、川村中学校・高等学校、目白デザイン専門学校、日本外国語専門学校、東京教育専門学校、赤堀栄養専門学校などが立地し、学生・生徒の乗降客が多いです。
近隣には切手の博物館があり、日本及び外国切手約35万種などを所蔵する、世界でも珍しい郵便切手専門の博物館です。企画展や特別展、体験ワークショップ「切手はり絵」、児童館での「出張切手はり絵」など多岐にわたる公益事業を行っています。
また、尾張徳川家の子孫が収集した史料がある徳川林政史研究所があります。日本で唯一の民間林業史研究機関で、全国各地から収集した江戸時代の林野関係資料、尾張藩や尾張徳川家に伝来した古文書・記録類などが多数保存されています。
人気のグルメ
目白通り沿いには「目白銀座商店会」があり、目白三丁目交差点から山手通りまで続く大通り沿いの商店街です。駅へ向かう主要ルートのため人通りも多く、チェーン展開の飲食店や古くからある書店や美容室、隠れ家風カフェが点在しています。
2014年11月にオープンした「トラッド目白」は、目白駅を背に右手前方に立地する地域密着型の商業施設です。地上4階地下2階という低層の建物で、レンガ造りのシックな外観が目白の街並みと調和しています。レストランやカフェ、ベーカリーのほか和食、洋食、中華やイタリアンなど多数の飲食店舗が出店しており、ちょっとしたランチなどにも最適なスポットです。
エリア優位性
駅から10分ほど歩いたところに「下落合氷川神社」があります。毎年9月に行われる例大祭は、一年の感謝を込めて雅楽や巫女舞の奉納、お供え物などを神様にお供えする最も大きな儀式です。お祭りの日には目白通りの商店街にも提灯が飾られ、秋を感じさせるイベントです。
目白駅周辺には自然を感じられるスポットも多く存在します。住宅地にたたずむ「おとめ山公園」はかつて江戸時代に将軍家の狩場だった場所ですが、現在は新宿区の区立公園として地元住民に利用されています。
蛍の名所であったことから、湧水を利用した蛍の飼育所があり、住民の方々によって蛍の飼育やイベントがおこなわれています。目白の森公園は里山の雰囲気が味わえる貴重な森で、一度マンションの建設計画が決定しました。しかし、近隣住民の方々により緑地として保存されたそうです。多くの樹木が保護されており、都心とは思えない自然の豊かさを楽しむことができます。
自然あふれる閑静な住宅地が広がる目白駅周辺は、都会のけんそうから一歩離れながらも、都心へのアクセスも良い魅力的なエリアです。
2018年3月15日現在