渋谷街角コラム
大型犬カフェオープン
1.はじめに
11月1日に大型犬カフェ「犬席屋」が表参道エリアにオープンしました♪
今回の街角コラムでは大型犬の種類や犬カフェの情報について紹介していきたいと思います♪
2.大型犬とは
この章では大型犬の種類や特徴について紹介していきたいと思います♪
2-1.大型犬の特徴
犬の分類方法の一つとして、「小型犬・中型犬・大型犬」という風に大きさでの分類がしばしばされます。
一般的には10kg未満が小型犬で25kg以上が大型犬。そしてその中間が中型犬と呼ばれています。しかし実は厳格な基準は設けられていないそうです。
大型犬の性格は個体によってさまざまではありますが、共通して聡明、穏やかそして明るく人懐っこい犬種が多くしつけやすいと言われています。
その認識が強く広まっているからか、フィクション作品に出てくる大型犬は忠誠心が高い性格のキャラクターが多いような気もします。(ex.ボンド『スパイファミリー』カール『ルパン三世 カリオストロの城』ほか)
2-2.代表的な大型犬
①ゴールデンレトリバー
ゴールデンレトリバーはイギリス原産の大型犬です。
体高が体長よりもやや高く、バランスの取れた体つき。垂れ耳で目がアーモンド型であることが主な特徴で、オスの適正体高は58.4-61㎝、体重は29.5-34kgです。
その愛嬌たっぷりな見た目や温和で愛情深く、学習能力も高い性格から世界中で飼育されています。また愛玩犬としてだけではなく盲導犬や聴導犬、警察犬や災害救助犬などとして多方面に活躍しています。
場の空気を読むのが得意な犬種で、自分よりも幼い犬や小さな体格の犬でも相手に合わせてやさしく接することが出来るのも大きな特徴の一つです。
日本のゴールデンレトリバーの犬種別犬籍登録頭数は2024年現在で7275頭で10位であることからも、日本で広く飼われている大型犬種と言えます。
その日本での知名度の高さもあってかゴールデンレトリバーを飼っている描写がある日本の作品も多く、現在放送中の「キミとアイドルプリキュア♪」の主人公・咲良うたが飼っている犬の“きゅーたろう”もゴールデンレトリバーです。
またプリキュアシリーズ第一作「ふたりはプリキュア」の雪城ほのかが飼っている“忠太郎”もゴールデンレトリバーであることや、サンリオのキャラクターで大人気のポムポムプリンのモチーフがオスのゴールデンレトリバーであることも、日本でこの犬種の知名度が高いことを象徴しているでしょう。
②セントバーナード
セントバーナードはスイス原産の犬種で、あらゆる犬種の中でも最大級の体格を誇る超大型犬です。記録によると体高が99センチ、体重が138キロの個体もいたとか。
日本だとテレビアニメ「アルプスの少女ハイジ」に出てくるヨーゼフの犬種として有名ですね。
ハイジの舞台と言えばスイスですが、スイスアルプスのグラン・サン・ベルナール峠の修道院では17世紀頃から長きに渡って雪中遭難救助犬として活躍していました。(ちなみにベルナール峠はナポレオンの有名な肖像画にも出てくる、あの峠です)
その中でも伝説的存在として崇められているのは生涯で40人以上を救助したバリー号。凍てついた洞窟で凍死寸前の少年に覆いかぶさって体温で体を温めた後、背中に少年を乗せて修道院へ運んだという記録もあるとか。
現在では科学の発展により救助犬の活動は殆どなくなりましたが、今でもスイスでは絶大な人気を誇る犬種です。
③秋田犬
最後に日本原産の大型犬について紹介しましょう♪
秋田犬は日本犬種のうち唯一の大型犬で、日本犬の最北系、中北系、南方系の3種のうち最北系に属しています。
闘犬種としての一面もあるため、基本的に穏やかな性格の多い大型犬にしては珍しく見知らぬ人間や他の犬に対する攻撃性が強く、威圧的な態度をとってしまうことも。ただ、飼い主にとても忠実な性格でもあり番犬としての適正はお墨付きです。
日本でいちばん著名な秋田犬と言えば、やはり渋谷駅前の銅像でお馴染みの忠犬ハチ公でしょう。
飼い主が亡くなったあとも帰りを待っていたという逸話のあるハチ公。秋田犬の忠実さを如実に現しているエピソードですね。
3.犬席屋の特徴
この章では、犬席屋の特徴について紹介していきます。当店の出店場所は「流行に敏感な人が来店する」ことやデザイン性にこだわっていること、カップルや外国人観光客が「気軽に利用できる」場所として表参道エリアが選ばれました。3階建ての物件で店舗面積は99.5坪となっており、1階と2階が店舗として利用されます。
3-1①.1階の特徴
1階は、カフェとして12月頃のオープンを予定しており、約60席を備えた広々とした空間です。白を基調に、韓国のカフェ文化を思わせるデザインに仕上げられており、ペット同伴で利用できるテラス席も設けられています。店内では、サモエドのアーニャちゃんが店員として来客をお出迎えしてくれます。アーニャちゃんは大型犬の中でも比較的小柄です。そのため、「いきなり超大型犬に会うのは不安」という方でも安心して楽しめます。メニューは、オリジナルブレンドコーヒー(990円)や抹茶やココアなどを用意するラテ(1100円)、南青山の紅茶専門店「Uf-fu」の紅茶(880円)などを提供します。また、店内ではオリジナルグッズも販売しており、犬たちをデザインしたアクリルキーホルダーやTシャツなどもあります。年齢制限はなく、お子様連れでも利用可能です。ただし、犬と子ども双方が安心して過ごせるよう、保護者の見守りが求められます。癒しと可愛さを同時に楽しめる穏やかで温かな空間です。
3-1②.2階の特徴
2階は、犬と触れ合える特別なフロアで、個室12室(2人用9室、4人用3室)とフリースペースから構成されています。まず受付で抽選によりリストバンド番号を引き、その番号の個室に入ります。各部屋には1匹の犬が待っており、5分ほどの「相席時間」を楽しむことができます。どの犬と出会えるかは当日のお楽しみです。その後はフリースペースに移動し、複数の大型犬たちと自由に触れ合うことが可能です。利用料金は30分4000円(土日祝は4200円)で、抱っこ撮影(1000円)や特別おやつのオプションも用意されています。さらに、当日2階を予約した方は、1階カフェのドリンク割引を引き受けることのできる特典もあります。空間デザインは、イタリアの世界遺産アルベロベッロの街並みをモチーフにした幻想的な雰囲気で、非日常を体験できるのが魅力です。SNS映えするフォトスポットも多く、癒しだけでなく思い出作りにも最適です。1階で小型犬と触れ合ってから2階へ進むことで、より自然に大型犬の世界へ入れる工夫もされています。
3-2.社長のこの店に対する思い
犬席屋を運営する株式会社WAKUMIND(中央区)の社長・青木理咲さんは、「大型犬が大好き」と語ります。幼い頃から絵本を読み、実家でも小型犬と暮らしてきたものの、住環境の問題で大型犬を飼うことができませんでした。そのため、「見た目に反して甘えん坊で人懐っこい」という大型犬の魅力を多くの人に伝えたいと、約10年前から”大型犬カフェ”の開業を夢見てきました。韓国でのサモエドカフェの人気をきっかけに「今がチャンス」と感じ、約1年をかけて出店の準備をし、立地はデザイン性と発信力のある表参道を選びました。現在、店には青木さんの憧れが詰まった18匹の大型犬が在籍しており、世界最大級の犬種・アイリッシュウルフハウンドのキルアもその一員です。青木さんは「犬たちとのふれあいを通じて、わくわくや癒し、非日常を届けたい」と語り、映えるフォトスポットを多数設置しました。1階のカフェでリラックスし、2階で大きな犬と過ごすといったそんな特別な体験を通じて、”犬と人が幸せに過ごせる空間”を目指しています。
4.おわりに
今回の街角コラムでは大型犬の特徴や、大型犬カフェ「犬席屋」について紹介していきました。
近年犬カフェブームですし、今後さらにその勢いが増して、犬のことが大好きな人が増えていくと良いなと思います!
その他店舗・オフィス選びの際の注意すべき点については、賃貸オフィスコラムにて掲載しておりますので、下記のリンクから是非ご覧ください。
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