渋谷街角コラム

広域渋谷圏のまちづくり

1.はじめに

 東急グループは、渋谷駅を中心とした半径2.5km圏内を「広域渋谷圏」と定めました。この圏内では、「働く」「遊ぶ」「暮らす」が融合した都市開発と魅力を向上させる取り組みの両面で渋谷の街づくりを進めています。
 それに際して今回の街角コラムでは渋谷広域圏での都市開発や取り組みについて紹介していきたいと思います。

2.渋谷駅周辺で進める3つの再開発事業

 渋谷駅周辺では100年に一度といわれる大規模な再開発が行われています。駅周辺の回遊性を高める再開発事業のほか、広域渋谷圏において、さまざまな商業施設やオフィスビルを開発・運営し、街の国際競争力向上に貢献しています。ここでは、その具体的な取り組みについて紹介していきます。

①渋谷ソラスタ
 旧本社ビルを含む4棟を一体で建て替え、希少な大規模オフィスビルを開発しました。植物を取り入れた空間とIoTを活用したスマートオフィスにより、生産性の高い働き方を実現。オールジェンダートイレや祈祷室を設置し、ダイバーシティを推進しました。環境に配慮した緑豊かなオフィスづくりを通じて、エリア価値の向上にも寄与しています。

②渋谷フクラス
 2019年10月に竣工した複合施設で、旧「東急プラザ渋谷」跡地に位置します。商業フロアには新たな「東急プラザ渋谷」が入居し、都会派のライフスタイル「MELLOW LIFE」を提案しました。渋谷の西の玄関口としてバスターミナルも整備され、交通整備や防災機能の強化を通じてエリア価値を高める取り組みが行われています。

渋谷フクラスの外観画像(東急不動産ホームページより引用)

③渋谷駅桜丘口地区再開発計画
 2023年度に実施された計画で渋谷駅南西部を整備し「住む・働く・遊ぶ」エリアを創出します。バリアフリーアクセスを実現し、オフィスや商業施設、サービスアパートメントを運営します。国際医療施設や災害時の帰宅困難者一時滞在施設も設置予定で、グローバルニーズにも応じた生活拠点を提供し、安心・安全な街づくりを提供します。

3.魅力を向上させる取り組み

 東急グループではこれまで広域渋谷圏において複数のプロジェクトを開発してきましたが、今後は開発だけではなく、運営に関しても取り組んでいきます。広域渋谷圏が持つ魅力を伸ばして高めていくために「創造」「発信」「集積」を循環させる取り組みを積極的に行っていく予定で、その具体例を3つ紹介させていただきます。

①デジタル基盤構築
 東急不動産は2024年2月に、渋谷のワーカーを中心とした渋谷へ訪れる人々が職場やコミュニティを超えて気軽につながることができる業界初のエリア特化型アプリ「MABLs(マブルス)」をリリースしました。
 このアプリさえあれば、渋谷の様々な人と繋がれるがモットーのマブルスは繋がる、おトク、見つかるの3つの特徴で渋谷におけるコミュニティ醸成のきっかけを提供。渋谷に来訪する度に付与されるポイントを溜めることで、厳選された渋谷の飲食店やサウナ、TSUTAYAラウンジなど約200ヶ所で利用可能なチケットに交換できます。

②スタートアップ共創
 ディープテック領域のスタートアップの育成・支援を目的とする渋谷最大級のコミュニティ拠点「SAKURA DEEPTECH SHIBUYA」通称SDSを今年の1月23日に開業。
 昨今、全世界で注目が集まっているエネルギー、AI、バイオテクノロジーといったディープテック領域は経済産業省を始めとする様々な政府機関から多額の支援基金が提供されていますが、その一方でディープテック領域は研究・開発に長い時間がかかるため投資回収にも時間がかかることから、事業化の難易度の高さが大きな社会的・産業的課題となっています。
 そこで渋谷を舞台とするSDSでは、日本の研究力や技術力の高さといった強みをいかし、さらなる成長のために伴走型の支援を提供して広域渋谷圏にグローバルなイノベーションエコシステムの構築を目指します。
 SDSでは国内外の産官学連携による支援を展開。場所の提供にとどまらない多角的な取り組みを通じて、具体的な事業化が視野に入って以降のスタートアップが抱える、事業拡大や国際社会への発信という課題をサポートしてまいります。

③エリアマネジメント
 東急は一般社団法人渋谷駅前エリアマネジメントの事務局として積極的に参画し、「遊び心で、渋谷を動かせ。」をテーマに官民連携で渋谷の魅力づくりに取り組んでいます。
 その一環としてアーティスト公募プラットフォーム「TYPELESS」の第2弾が昨年の10月に始動。公募の結果選ばれたアーティストMotoki Shiozawa氏の作品「emergence」が2月13日にハチ公広場にて公開されました。本広場は以前より落書きなどが問題視されていましたが、アートの力で生まれ変わります。
 「emergence」は渋谷の街を行き交う人々の個性が持つ力強さや自由、そこから生まれる共鳴や反発すらも一つに表現しています。個々の自発的な言動がぶつかり合い、相互に作用する営みに加え、淘汰される存在もあるからこその、予測を超える新たなものが生まれるエネルギーが作品に宿されています。

emergenceの画像(SHIBUYA+FUNPROJECTのニュース記事より引用)

4.未来へ継続して発信される、「人」を起点とした渋谷の拡張

 “場”のプロフェッショナルとして渋谷の街づくりを長年にわたり牽引してきた東急不動産は、デベロッパー主導で推し進める一方向の都市開発ではなく、東急と多彩な領域のステークホルダーが共創し、街で暮らし、働き、遊び、生きる人々と共に渋谷のまちづくりをはじめることを宣言しスタートされたプロジェクトが「PROJECT LIFE LAND SHIBUYA」です。
 このプロジェクトには様々な分野の人々が参画しており、具体的な例を挙げるとアートディレクター千原徹也氏による東武プラザ原宿「ハラカド」を拠点としたクリエイターが棲み着くようなクリエイターによるクリエイターのためのクリエイティブラウンジや、グリーンデザインのパイオニア斉藤太一氏による「フォレストゲート代官山」を起点としたサーキュラーエコノミーを合言葉にサスティナブルな体験の活動拠点をつくるプロジェクトなどがあります。
 サスティナブル、ウェルビーイング、クリエイティブ、エンターテインメント、それらすべてが個性あるプレイヤーを軸に惹かれあい、一つの大きな“LAND”として新しい豊かさを醸成していく予感と期待が、このプロジェクトにはあります。これまで以上に自由でオープンに人に開かれた渋谷は世界で最も多彩な生き方が讃歌される街になるでしょう。

5.まとめ

 今回の街角コラムでは広域渋谷圏についてまとめました。大規模な再開発に伴った新たな渋谷のまちづくり。今後の動向にも目が離せません。
 その他店舗・オフィス選びの際の注意すべき点については、賃貸オフィスコラムにて掲載しておりますので、下記のリンクから是非ご覧ください。
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