新宿街角コラム
「多様性の広がる街 信濃町」
新宿区の南側に位置する信濃町は、自然を近くに感じながらビジネスを営める街です。
JR総武線・信濃町駅の南側には赤坂御用地や聖徳記念絵画館前のイチョウ並木が広がり、緑豊かな景観を楽しませてくれます。
また、東京オリンピック2020のメイン会場「新国立競技場」として生まれ変わる国立競技場も、信濃町エリアの見どころのひとつです。
一方で、信濃町駅北側には四ッ谷郵便局を始めとして、外苑東通り沿いを中心に大きな建物が並んでいます。
そのため、賃貸オフィスを探すならば駅北口付近が狙い目。首都高速4号新宿線に近いこともあり中小企業を初めとする数多くの企業が集まっています。
駅舎にはアトレヴィ信濃町があり、駅ビルもホームを覆うようにして建っています。
緑も多く落ち着いた雰囲気があるためIT企業なども賃貸オフィスを利用することが増えており年々人気が上がってきています。
それと同時に、マンションなども多く駅周辺を中心に開発が進んでいます。
駅周辺の大通り沿いはオフィスビルが建ち並び、少し路地を入ると閑静な住宅街が広がるという多種多様な地域です。
慶応義塾大学病院
外苑東通りを境界として西側には慶應義塾大学病院、慶應義塾大学信濃町キャンパス(医学部)が存在します。
慶應義塾は安政5年(1858年)に福澤諭吉によって創立され、平成20年(2008年)には創立150年を迎えました。
西欧文化をいち早く取り入れた総合学塾として我が国の文化、政治・経済、科学、工学、芸術、スポーツなど多くの分野でその発展に貢献してきました。
医学部は大正6年(1917年)に医学科予科として開設され、大学病院は3年後の大正9年(1920年)に開院しました。
2万坪を越える広大なキャンパス内にある大学病院は、29の診療科と17の中央診療部門等に、研修医を含めると850名を超える臨床系医師が各専門分野に配属され、一日平均の外来患者数は約3000人、その約7割は全国各地からの紹介患者であり、一日の入院患者数も約900人を数えます。
さらに、年間2万人以上の救急患者を受け入れ、手術件数も1万3千件に及んでいます。
また、特定機能病院として先進医療を提供するとともに、100を超える全国の関連病院等との人事交流や医療連携を通して地域医療にも取り組んでいます。
慶應義塾大学病院へのアクセスはJR総武線「信濃町」駅より徒歩3分。
聖徳絵画記念館
信濃町を代表する観光スポットとして明治神宮外苑が有名です。
神宮外苑のシンボルともいえる聖徳絵画記念館は明治天皇・皇后の功績を称えるために建てられた美術館で、明治天皇が在世中の出来事を日本画と洋画各40枚ずつ年代ごとに並べて展示しています。
また、青山通りの外苑入り口から銀杏並木越しに見る景観は東京を代表する風景のひとつとして広く親しまれています。
現在では東京都の景観条例により、その周辺を含めた風格ある景観として守られています。
聖徳記念絵画館へのアクセスはJR総武線「信濃町」駅より徒歩5分。
神宮外苑でのイベント
神宮外苑ではイベントも盛んに行われています。
5月中旬から9月中旬にかけて「森のビアガーデン」が開催され、樹齢100年を超える大木に囲まれた森の中と星空の下でお酒とバーベキューを堪能することができます。
また、8月中旬には夏の風物詩、神宮外苑花火大会が行われ、1万2千発の花火が真夏の一夜を彩ります。各観覧会場では人気アーティストによるライブが催され、大会を一層盛り上げます。
11月中旬からは神宮外苑いちょう祭りが始まり、全国各地の特産品や名産品が集い大勢の人で賑わいます。入場は無料、12月上旬まで行われます。
最後に
信濃町エリアは中規模オフィスが集積し、周囲に自然も多く、働きやすい環境です。
また、新宿の中心部に比べ賃料相場が安くなっているので、お手頃な賃貸オフィスが多いのが特徴です。
信濃町で賃貸事務所・賃貸オフィスをご検討されるならTFCへご相談下さい。ご希望に沿った物件をご提案致します。