新宿街角コラム

概要

紀尾井町は東京都千代田区南西部にある地区です。江戸時代には、紀伊、尾張の徳川家と井伊家の屋敷があったため、それぞれの頭文字をとって、明治時代に紀尾井町と名づけられました。古くは武家町だった紀尾井町は、今はオフィスビル街として有名です。
紀尾井坂と紀尾井町通りが十字に交じり合い、公園や高層ビル、大学などの施設が数多くあります。

アクセス

東京メトロ麹町駅、赤坂見附駅、永田町駅から徒歩数分で行くことができます。
新宿からは約１０～１５分程度でアクセスが可能です。
紀尾井町から北に進むと麹町が広がり、南に進むとブランド性の高い高級エリアとして知られる赤坂があります。

東京ガーデンテラス紀尾井町

東京ガーデンテラス紀尾井町は、36階建ての高層ビルです。
東京メトロ、麹町駅、赤坂見附駅、永田町駅に隣接しています。このビルは商業施設やオフィス、ホテルがあるオフィスホテル棟と、賃貸マンションなどのレジデンス棟の2つの棟から建設される複合型施設です。

この土地には以前、グランドホテル赤坂という高級ホテルが存在していましたが、2011年に営業を終了し、東日本大震災の被害者用施設として東京都に提供され、その後解体されました。その跡地に建設されたのが、こちらの東京ガーデンテラス紀尾井町です。

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５～２４階にはヤフーの東京本社があります。従業員の増加と、働き方改革を促進するため、2016年よりミッドタウン・タワーから移転されました。

また、デジタル庁のオフィスがテナント予定でもあります。
19階から20階に、内閣官房IT総合戦略室（IT室）と、マイナンバーの普及促進を手掛ける「番号制度推進室」がテナント入居予定で、約500人体制で始動します。

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ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町は、このビルの30～36階に客室を設けています。
このホテルは、上級クラスのホテルブランドである「ザ・プリンス」を超える、最上級クラスのラグジュアリーホテルのブランドです。

自然とアートの融合を楽しめるこのホテルは、客室のみならず、ダイニング＆バーや、スパ＆フィットネス施設も充実しています。

清水谷公園

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清水谷公園です。現在は区立公園として整備されています。
隣接する東京ガーデンテラスを含む周辺一帯は、江戸時代まで紀州徳川家の上屋敷がありました。この「清水谷」の名称は、井伊家の中屋敷との境目が谷であったことと、その境から清水が湧き出ていたことに由来しています。

また、清水谷は大久保利通が暗殺された場所としても有名で、清水谷公園には彼の追悼碑が建てられています。そのような歴史ある公園は、現在は周辺住民の憩いの場として愛されています。

紀尾井町通り

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有楽町線の永田駅を降りて、地上に着くと、弁慶橋が見えます。
そこを渡ると、紀尾井町通りに出ます。

サイドにはビルやその内部の飲食店、清水谷公園があります。
都会的なのに自然もたくさん！

上品でお洒落かつ緑いっぱいのこの通りですが、春になると八重桜が見頃を迎えます。
初春には、八重桜を眺めながらカフェでゆっくりするのも良いですね。

まとめ・賃貸情報

紀尾井町は、千代田区に属するために、賃貸相場は都内でも最高値です。しかし、周辺にはコスパの良いチェーン店から、社会人向けの高級料理店まで充実しており、食事場所の心配は必要ありません。さらに自然豊かな落ち着いた環境で仕事ができる上に、いくつもの駅からアクセス可能という利便性も兼ね備えています。

紀尾井町にオフィスを構えることは、話題性やイメージ向上にはもってこいなのではないでしょうか。

ヤフーをはじめ、文藝春秋やハウス食品グループの本社も集結しており、オフィスビル街として大変有名な紀尾井町ですが、深い歴史を持ち、そのなごりを感じるみどりいっぱいの街でもあります。都心でありながらも、自然を感じられるエリアとなっています。紀尾井町の開発コンセプトである「みどりと歴史に抱かれた国際色豊かな複合市街地」の通り、日本の文化を守りながらも、大規模企業が集結することで、さらに国際色豊かな人材がこの街を彩っていくことでしょう。

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