新宿街角コラム
東急系列の都市型商業施設「キュープラザ」新宿にオープン
渋谷や蒲田の駅前にランドマーク的商業施設「東急プラザ」の運営元である、東急不動産が展開する都市型商業施設「キュープラザ」の国内6番目となる「キュープラザ新宿三丁目」が、昨年12月21日に既存の商業ビルをリニューアルする形でオープンしました。以前のビルとの相違点や、新たに入居するテナントなど、注目ポイントを解説します。
キュープラザとは
※東急不動産 公式ホームページより引用
キュープラザとは、蒲田や原宿などにあり、かつては渋谷にも存在したランドマーク的商業施設「東急プラザ」の運営元である、東急不動産が展開する都市型商業施設のブランド名です。東急プラザと異なり、「個性あふれる街にふさわしいショップを集めた」施設となっています。
2007年に「キュープラザ心斎橋」が開業したのを皮切りに、2021年1月現在、首都圏に5か所(池袋、新宿三丁目、原宿、恵比寿、二子玉川)と近畿圏に1か所(心斎橋)を展開しています。
リニューアルされた点・新テナント
※東急不動産 公式ホームページより引用
元々は1992年に竣工したフィスビルで、主にスポーツ用品を中心に物販店が入居する商業施設として運営されていました。H型鋼を模した柱型まで真っ青に塗装された外観が特徴的でしたが、2020年3月より開始されたリニューアル工事では一新され、黒を基調に街の雰囲気に調和したデザインとなりました。また、格子付きで視認性の悪かったガラスサッシも撤去し、開放感のある視認性の良いものに変更。LED照明を設置することで、イメージを刷新し柔らかな光に包まれた空間を演出しています。さらに、エレベーターの増設や空調施設の改修を行いました。
このリニューアルにより、商業施設としてのみならず、オフィスビルとしての利用にも向いている、汎用性の高いビルに生まれ変わりました。このため、キュープラザ新宿三丁目は、時代のニーズに合わせたテナント構成の商業施設へと変貌を遂げています。
地下1階と1階には「スギ薬局」が入居。医薬品や化粧品、健康食品や日用品などの他、3月からは処方箋調剤も開始します。2階と3階には画像診断を専門とするクリニックが入居し、医療機関が集まるビルとして機能していくことになります。
4階から8階までは東急不動産が展開する会員制シェアオフィス「ビジネスエアポート新宿三丁目」が入居。1人でも十数人でも家具付き完全個室の専有スペースを利用でき、電源・無線LANが完備の共有スペースも用意されています。個人としてのみならず、会議室も用意されているため、法人としても利用することが可能です。
アクセス
※東急不動産 公式ホームページより引用
所在地は東京都新宿区新宿三丁目 5 番 6 号。「新宿三丁目北」交差点に面しています。
東京メトロ副都心線・丸の内線、都営新宿線の新宿三丁目駅に直結しており、E3出口を出てすぐの好立地。伊勢丹新宿店と都道305号(明治通り)を挟んだ正面にあり、「新宿伊勢丹前」という都営バスのバス停もあります。このバス停からは池袋、渋谷、早稲田方面のバスが発車しています。JR線などの新宿駅からは徒歩6分です。
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