新宿街角コラム
リニューアル完了で再開発が進む「西武新宿・歌舞伎町」のオフィス事情
西武新宿駅の位置する歌舞伎町エリアでは、近年再開発が進んでいます。
2019年3月には西武新宿駅がリニューアルし、2022年には駅の目の前に40階建て複合施設が建設されます。新宿観光の拠点として発展を続ける西武新宿・歌舞伎町を紹介します。
歌舞伎町は「新宿観光の拠点」として発展
元々、歌舞伎町は歌舞伎を公演する菊座や映画館などを兼ね備えた新興文化地域として計画されました。
実際に、劇場や演芸場、ダンスホールなどの建設計画が立ちましたが、ちょうどそのころに預金封鎖が行われてしまい、計画が頓挫してしまいます。現在のHUMAXの前身となる地球座のみ着工していたため建設され、その後も様々な娯楽施設が立ち並びました。
昭和60年に新風営法が施行される前後になると、歌舞伎町の街は変化を遂げていき、それと並行して非合法の店舗や組織も進出するようになりました。
ところが、近年また雰囲気が変わりつつあります。
2004年に石原慎太郎都知事(当時)が歌舞伎町浄化作戦を実行し、地元財政界も警察と連携して防犯カメラの設置や客引きの摘発に力を注いでいます。
こうした活動の成果から、老若男女問わず安心して遊べる街に変貌しており、外国人観光客が多く押し寄せるエリアとなっています。
例えば、本格的スパイ体験が出来る脱出ゲーム施設「新宿 inSPYre(インスパイヤ)」や外国人向けに日本刀や兜などを展示した「侍ミュージアム」、商売繁盛のご利益があると言われる「花園神社」などがあります。
チェーンのタワーホテルも建築され、観光客は増加の一途をたどっています。
新旧様々な文化が融合される、まさに観光の拠点と言える場所として発展しているのです。
「歌舞伎町の玄関」西武新宿駅がリニューアル完了!
歌舞伎町に最も近い駅である西武新宿駅は2019年の3月にリニューアルが完了しました。
西武鉄道では、秩父や所沢、川越など観光地PRに積極的に取り組んでいます。その一環として、池袋駅に次いで二ヵ所目となる訪日外国人向けの観光案内所「SEIBU Tourist Information Center」をオープンしました。
新宿観光、首都圏観光の拠点として西武新宿駅を使ってもらいたいという意思表示の現れだと考えられ、実際に行政や他社と連携して地域振興に努めています。
その他、案内表示をシンプルに、重要な場所に色を使うことで、駅本来の役割として重要なわかりやすさを際立てる工夫がされています。
TOKYU MILANO再開発で超高層ビルが誕生!
西武新宿駅の目の前、TOKYU MILANOの跡地に、歌舞伎町のシンボルともなる、地上約225メートルの超高層ビルが誕生する予定です。
225メ―トルという高さは、西新宿の高層ビル街に位置する222.95メートルの新宿センタービルを3メートルも上回る高さで、現時点では新宿区で4番目の高さのビルとなります。歌舞伎町で、新宿区の東口側で最も目立つビルとなるでしょう。
気になるビル内部ですが、上層階は宿泊施設、低中層階は複合エンターテインメント施設となり、映画館や劇場、ライブホール、各種テナントが入居する予定です。
また、地上一階には空港と歌舞伎町を結ぶ連絡バスの乗降場が設置される予定となっています。
2030年に6000万人を政府目標として掲げている訪日客を中心とした観光客誘致に西武新宿、歌舞伎町エリアとしても期待できますね。
発展を続ける西武新宿
西武新宿の位置する歌舞伎町エリアは、時代に合わせて町の様子が変化してきていますが、どの時代にも共通しているのは発展し続けているということです。
現在、歌舞伎町は観光の拠点として発展を遂げています。
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2019年04月18日現在