新宿街角コラム
「暮らしやすさ、憩いの場 中野駅」
中野駅はJR中央本線、東京メトロ東西線が乗り入れる駅です。急行線を走る中央線快速電車、緩行線を走る中央線各駅停車の2系統が停車し、各駅停車の一部は東京メトロ東西線と相互直通運転を行っています。始発も多数あり、新宿駅へは約5分でアクセス可能です。
島式ホーム4面8線を有する高架駅で、エレベーターは設置されていませんが改札フロアとホームを連絡するエスカレーターが上下両方向1本ずつあります。駅前にはタクシー乗り場やバスロータリーがあり、南口からは新宿駅や渋谷駅行きのバスが、北口からは江古田駅や吉祥寺駅へのバスが走行しています。
施設のご案内
北口広場に直結する中野サンモール商店街は、ほぼ真北へ延びる全長約224mのアーケード商店街です。個人経営や大型チェーン店などの飲食店や、診療所、整体など100店舗以上が軒を連ねます。サンモールの名の通り太陽をモチーフにした装飾が多数見受けられ、屋根は自然光を取り入れられる造りになっています。枝分かれするように路地が交差しており散策しても楽しそうなスポットです。
サンモール商店街を突き抜けると中野ブロードウェイの入り口があります。様々なジャンルの店舗が入った複合ビルで、雑多な雰囲気が特徴のランドマーク的存在です。地下1階から4階を商業フロア、5階以上は高級マンションとして1966年にオープンしました。開業当社は飲食店やブティックなどが多数入っていましたが、現在はサブカルチャー系の店舗が増え、2階と3階の大部分を占めています。今ではサブカルチャーの聖地として全国的に有名となり、他のどこにもないオリジナルの文化を発信しています。
駅周辺に立地する中野サンプラザは白い三角形の特徴的なビル。シンボリックなカリヨン時計がある正面広場はイベント会場または憩いの場として利用され、平日休日を問わず多くの来場者でにぎわっています。
設立当初は「全国勤労青少年会館」という名称でしたが、もっと親しみやすくわかりやすい名前にしようと一般から公募を募り、太陽のSUN、人々が集う場所(=ひろば)のPLAZAを組み合わせSUNPLAZAという名称に決まりました。
音楽ホールをはじめホテル・レストランやカフェ、ボーリング場や挙式会場など幅広い分野で利用することができる施設となっています。
エリア優位性
暮らしやすさが魅力のひとつである中野ですが、最近は再開発も取り組まれています。駅前北口左方向、警察大学校跡地が再開発エリアとなっており、「中野四季の都市(まち)」と名付けられました。
オフィスビル「中野セントラルパークビル」をはじめ、明治大学や帝京平成大学のキャンパスや、広大な防災公園「中野四季の森公園」などがあります。中野セントラルパークビルはキリンビールの本社などが入る大規模なオフィス棟や、その前に広がる開放的なオープンスペース「パークアベニュー」が特徴的です。
このイベントスペースに中野四季の森公園が一体化しているので、緑地空間を利用して新しい働き方やリラックスした時間を過ごすことができます。また、朝ヨガやビアパークなど、季節ごとに様々なイベントも開かれるため、平日だけではなく土日もにぎわう注目のスポットです。
芝生でランチを楽しんだり、子供たちが水遊びをしたりと、区民の憩いの公園として親しまれています。
2018年7月17日現在